自分と自分の大切な人たちとの間に広がる空間を見つめつづけること・・・
それが恋愛だと思った。

え?わかりにくい?

ん〜・・・自分もよく分からないんだけど、
ふっとそう思った。

いつもその空間を気にしながら人は生きていく。
他人との距離を縮めたいと願ったり、
一定の距離をおくことを願ったり、
そうやって人は人間関係というものを形成していく。

一番近くに置く人間を間違うと・・・ちゅど〜ん!(爆)
なんですけどね。

生まれも育ちも違う人間同士が恋をしたら当然のように誤差は生じる。
何もかも100%円満に行くわけが無いのが普通。

「他の人」=他人

なのでその解釈だと親も他人。

ただし他の人たちとは違って、
自分を作った他人。
怒りも悲しみも共有する時間が長い他人。

そういう意味で親は特別。
でも本当は他人・・・。
自分ではないから他人。

私はヒステリックになる母親の気持ちを理解できるようになるまで苦悶した。
結局母を「親」ではなく一人の人間として、
母親が完璧じゃないことを理解したのが高校2年のとき。
それまでは絶対とはいかなくても、
両親の言葉は私価値の判断の一番の指針だった。

でも今はもうわかる。
親の言うことが全てではない。
(単なる反発心のみの行動ではなく)親に真っ向からいいかえしもする。
理屈ばかりを並べられるのも嫌だし、個人的な情だけで動かれるのも好きじゃない。
母親の気持ちが理解できるからこそ、娘をやってられる。
敵を作りやすい母親だから。

同じ女として、
父よりも理解できる面がある。

父親、母親に時々きつい皮肉を言われる。
正直頭に来るどころではない。
こんな家出で言ってやりたいと思う。

でも出て行かないのは、私は未熟な自分を理解しているから。
昔一度家出したことがあってから、
父母との埋められない溝があるのがわかる。

時々そのことが、私と父母との間を険悪にさせる。
両親も他人・・・
さびしい考え方かもしれない。
でも・・・・・
それは家族一人一人を一個の人間として見つめること。
そして人は一生みつめつづける・・・。

他人との間に横たわる
つねに表情を変えつづける風景を・・・。

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